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タブレット系の充電関連のTips(備忘録) [モバイル]

OTG(USB On-The-Go)の関係で多くのタブレットでは充電用と機器接続用のUSB端子が一緒になっております。その所為も手伝って、ケーブルや充電器、デバイス自身の相性等も含めて、充電ができないといったトラブルが多いように感じます。
すべての場合に対応はできませんが、いくつかポイントがあるかと思いましたので、備忘録として情報を残しておこうと思います。

1.まずは付属の充電器&ケーブルを使う。
なんといっても、付属品は使用できることが保障されているはず。
すぐにデバイスを使いたいという気持ちを抑えつつ、付属の充電器とケーブルを利用して充電をしましょう。
充電ランプがつかないなど、不安がある場合ありますが、数時間~一日ぐらい放置して、満充電にすることからはじめましょう。
もちろん、異常に熱を持つなど普通じゃない場合は充電はやめてサポートに連絡!!
感覚的ではありますが、結構な頻度で、流通過程でのバッテリ低下により初期の充電トラブルが起きているように感じます。その回避のためにも、最初は付属の充電器とケーブルで満充電です。

2.充電器(モバイルバッテリ)とケーブルの組み合わせに注意。
OTGに対応している端末は接続されたケーブルが充電用なのか、通信(デバイス接続)用なのか結線の信号(電圧)等で判断しているようです。
詳しいことは専門のページの説明に任せるとして、どのような組み合わせがありえるのか、どのような組み合わせを試すべきかといった情報を残したいと思います。
まず、認識しておきたいのは充電用としてデバイスに認識させる充電器があること。
次に充電専用のケーブルがあることです。
つまり、組み合わせは4パターン。
a)充電専用と認識させる充電器 × 充電・通信兼用ケーブル
b)充電専用と認識させる充電器 × 充電専用ケーブル
c)普通の充電器 × 充電・通信兼用ケーブル
d)普通の充電器 × 充電専用ケーブル
一般的に販売されているUSB出力充電器の大部分は充電専用と認識させる機能は無いと思います。
そのため、c)で充電できるか、d)で充電できるか試してみましょう。
タブレットによってはどちらかしか充電できないと思います。
そのため、充電できないトラブルであると誤解するのです。
a)とb)を確認しておく必要はとくにはありませんが、付属の充電器で2種類のケーブルで試して、同じ傾向があるかは確認しておくとよいでしょう。もしも、違う傾向がある場合には付属の充電器が充電専用と認識させる充電器なのかもしれません。

また、OTG機能を持っている場合は、d)では充電できるが、c)では充電できないことが多いような気がします。
そのため、私は充電には充電専用ケーブルを利用し、通信利用可能なケーブルと分けて管理するようにしております。

3.充電同時利用のOTGハブも使えるとは限らない。
OTGハブにはデバイスごとに設定を変えるスイッチがあったりします。しかしながら、2で説明したように充電器やケーブルとの組み合わせも関係してくるため、さらに複雑です。

お勧めなのは、
・充電環境は基本いじらない。(2で充電できる環境が確定したら、その組み合わせからは変更しない)
・OTGハブを介して充電環境に接続し、設定変更スイッチを変更して充電できる設定を覚えておく。(充電できる設定が複数の場合もある)
・ハブにUSB機器(USBメモリやキーボード等)を接続し、充電できる設定かつ、USB機器が利用できる設定を覚えておく。
・それでも使えない場合は充電環境を換えてみる必要があるが、OTGハブを利用しない場合と利用する場合で充電環境を変えるのはお勧めできませんので、OTGハブを利用するのをあきらめることも考慮しては?
です。
結局はやってみないとわからないし、OTGハブの説明に使えると書いてあっても、充電器やケーブルの関係で使えないこともあると思いましょう。

4.付属のキーボード等のUSB端子も物によっては充電専用です。
TransBookT100Chiに付属のキーボードはBlueTooth接続のため、バッテリ充電用のUSB端子がありますが、キーボードのバッテリ充電専用です。(そこに挿してもタブレットには充電されません)
Surface Book等の高価な2in1はキーボードとの接続が専用端子になっているなど、キーボード側のUSB端子を普通に使えるようです。
2in1はタブレットの派生として生まれておりますが、その機能は機種によって違うことに注意する必要があります。

以上のように、ある程度の法則はあるものの、デバイス依存であるということです。
ここで言いたいことは、まずは使える組み合わせを試してみてくださいということです。
安易にサポートに連絡しても、サポートには組み合わせ依存のことはわかっておりません。そのため、初期不良として交換されてしまい、交換品が来ても同じ症状となってしまいます。
当たり前です、それが普通の状態だからです。

これでは、利用者もメーカも残念な結果となってしまいます。

ですので、もしも、タブレットの充電でおかしいなと思ったら、上記組み合わせ等を参考に、充電できる組み合わせを探す、特に付属の充電器とケーブルで試すようにしてみてください。

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